尚食は実話で実在した物語?モデルや史実上の違い・時代設定を解説!
2022年2月からスタートした『中国ドラマ「尚食(しょうしょく)~美味なる恋は紫禁城で~」』がいよいよ日本でも2023年2月3日よりU-NEXTで配信されることが決まりました。
中国では人気があったドラマカップル(シュー・カイ&ウー・ジンイエン)が再共演ということで話題になっているようです。
今回はこの尚食というドラマが実話であるのか、また実在のモデルは存在するのかを調査していきます。
史実に基づいた物語であれば時代設定がいつなのか、史実との違いはあるのかも気になりますね。
それでは、実話・実在モデルの検証と時代設定の違いを詳しく見ていきましょう!
尚食は実話で実在した?
やっと定档🎉#尚食
2月22日~芒果TVで配信開始。
女主は #吴谨言 男主は #许凯
女主2は #王楚然 男主2は #王一哲 #骊歌行 メンバーが多数出演。明朝の尚食局を舞台にした宮廷美食劇。
600種以上の中国料理が登場✨歴史上実在の人物が原型の主CP。
ドラマではどう描かれるのか期待😊 pic.twitter.com/JzlykKdUi5— aya (@aya203168) February 19, 2022
調査をしたところ、1425年中国の明王朝の時代に朱瞻基と姚子衿という二人が存在していたことに間違いありませんでしたので、主役2人は実在することが分かりました。
ドラマの内容は史実を元に、ストーリーを膨らませながら描かれています。
さて、一体どような方がモデルになったのでしょうか。
朱瞻基は実際に史実にも実在した明王朝の第5第皇帝!
#中国ドラマ尚食 #尚食
2020.10.15~2021.01.24
宣徳帝 朱瞻基#シューカイ #許活 #许凯 pic.twitter.com/QGKvpm98c9— 茜音akane2🏀xukai許凱许凯シューカイファン中国ドラマ専用垢 (@akanesato888) September 24, 2022
朱瞻基(しゅせんき)はのちに宣徳帝(せんとくてい)となり明王朝の第5代皇帝となった人物です。
1425年に父である洪熙帝が在位1年という短さで亡くなってしまい、26歳で皇帝に即位することになりました。
幼い頃から英明だったため、祖父である永楽帝から大変期待されていて、一緒に戦場に遠征し、兵法を学び将来の皇帝としての英才教育を受けていたようです。
宣徳帝の時代は「仁宣の治」と呼ばれ、明朝で一番いい時期(最盛期)だったと言われていますが、その一方では皇帝の独裁が進み、宦官たちが力を持つようになり、次の時代で宦官たちが大きな問題をひきおこすようになります。
宦官とは去勢を施された宮廷に仕える官吏のこと
宣徳帝は芸術の面でも優れていて、文人画などの作品を残していることでも有名です。
姚子衿も史実上に実在した孝恭章皇后だった!
そういえばそういえば、許凱と呉謹言の尚食も許凱が朱瞻基で呉謹言が孝恭章皇后/孫皇后(大明皇妃:若微)だったよね😆😆#大明皇妃 #大明風華#尚食 pic.twitter.com/KlqwIGYpAD
— ヒョ 🙈 (@slelebebe) September 25, 2021
姚子衿(ようしきん)は10代の時に、洪熙帝の宮廷に入り皇太子の妃候補として教育を受けていました。
頭がよくとても美人だったため、朱瞻基(のちの宣徳帝)に見初められ互いに惹かれ合ったのですが、朱瞻基は祖父である永楽帝の決断で胡善祥と結婚することになり、姚子衿は側室となりました。
ところが宣徳帝は正室をあまり寵愛せず、男子を産まなかったことから皇后を廃位させ、宣徳帝はの寵愛を受けた姚子衿は、孫皇后として正室になります。
その後、宣徳帝との間に生まれた男の子が次の皇帝になり、役人の娘から皇帝の妻そして、皇帝の母になるというシンデレラストーリーの主人公のような人です。
尚食の史実や時代設定の違いは?
#尚食 ラストシーンの花瓶
即位して四年後に描かれた
『明宣宗壺中富貴図』
(宣徳帝 朱瞻基)
残された絵画や詩を元に、
細かいキャラ設定されてる😆#xukai #シュー・カイ #許活 #许凯 #許凱 #中国ドラマ尚食 ©️logo pic.twitter.com/ryK5MxVtLm— 茜音AKANE1✨中国ドラマ感想シューカイ(許凱许凯 xukai)ファン (@akanesato7) January 23, 2023
ドラマは永楽20年という字幕がありましたので、1422年からのお話になります。
宣徳帝の生涯が1399から1435年なので史実に基づいた時代設定となっているようです。
ドラマの監督とクリエイターが数カ月にわたり時代考証を行い、セットから衣装までリアルさを追求した作品です。
明王朝が一番輝き活気があった時代のお話ですので、登場する衣装や装飾品なども豪華絢爛、そして1000を超える美食がすべて本物を再現したものには驚きです!
時代設定は1425年の明王朝!
🍳#尚食(しょうしょく)~美味なる恋は紫禁城で~👑
時代設定は明代。「#大明皇妃」と同じく物語は #永楽帝 の治世から始まり、のちに #宣徳帝 となる皇太孫 #朱瞻基 と女官として宮中に入った料理上手なヒロイン #姚子衿 とのラブストーリーが描かれます❤️
2/3DVDリリース&U-NEXTで配信開始✨ pic.twitter.com/ZXwtcf9eLp
— 華ざかり!華流パラダイス (@NBChua) January 20, 2023
時代設定が明王朝でしたので、その時代を調査していましたが、驚くほど史実通りのドラマだったと思います。
史実には人々の感情がないので、どんな思いだったのかは想像するしかないのですが、「おそらくこうだったんだろうな」と思わせてくれる演出で、無理なく史実を再現できていたと思います。
朱瞻基と姚子衿が結ばれハッピーエンドなところで終わったのもとても良かったです。(後に色々あるようなので・・・)
史実の違いは朱瞻基と姚子衿の出会い!
姚子衿が朱瞻基の元許嫁だったってことは史実??
正妻推しというか、(貴妃よりも)皇后推しだから、姚子衿と朱瞻基が結ばれてほしいけど、皇太子孫妃の胡氏😭って思ってた
けど、今姚子衿😭ってなってるから…2人とも負けるな!!#尚食 #RoyalFeast #Xukaisoso #WuJinyan #许凯soso #吴谨言 pic.twitter.com/OdBKtzzWV0— ゆいゆい (@hPQbp3EtzKUbL2h) November 25, 2022
ドラマの中での二人の出会いは、江南の庶民の子だった姚子衿が、永楽帝と一緒に農家を訪れていた朱瞻基に偶然出会い一目ぼれをし恋に落ちるという内容でした。
頭の良かった姚子衿は愛する朱瞻基を追いかけ、絵や料理、蹴鞠や琴を習い家族を捨てて王宮へ入ったとされていますが、史実とは違うようです。
ドラマならではのロマンティックな出会いになっていますが、実際は宮廷に入ってから知り合ったようですね。
また、孫皇后の人間性についてもドラマでは聡明で立派な皇后として描かれていますが、皇太后になった後は様々なトラブルを抱え、ドラマで描かれるような立派な人間ではなかったとされています。
まとめ
やっと完走しました。
wowow『尚食』
それぞれの人にそれぞれの生きる道や信念があり。辛い事も多い人生だけどどんな時も希望を捨てずに生きて行こうと思いました。いいドラマだった。
#尚食 pic.twitter.com/ulm3DHthNV— しゅうれい (@madomado9122) January 19, 2023
今回は『中国ドラマ「尚食~美味なる恋は紫禁城で~」』の時代設定と史実の違いや、実話なのか、実在のモデルはいるのかなどを調査しました。
このドラマは史実に基づいた実話で、史実との大きな違いはなく、実在モデルがいることも分かりました。
時代設定に応じたセットや衣装なども素晴らしかったです。
歴史好きな方にはとてもおすすめのドラマですよ。
尚食は2023年2月3日よりU-NEXTで配信がスタートされ、レンタルも開始されますので是非一度ご覧になってみてください。
極上の美食と、美しい二人のロマンスが堪能できる宮廷サクセスエンターテイメントをお楽しみくださいね。