イサンは実在実話orフィクション?史実との違いや時代設定を調べてみた!
「イサン」といえば、イ・ビョンフン監督の大ヒット作ですね。
日本でも人気を誇る歴史ドラマですがこのドラマに登場する人物は果たして実在しているのでしょうか?
また、ドラマの内容や時代設定は史実に基づいた実話(フィクション)なのでしょうか、もしくは違いがあるのでしょうか?
「イサン」のお話が、実在実話(フィクションストーリー)なのか、ノンフィクションストーリーなのか皆さんも気になりますよね!
そこでこちらの記事では、時代設定や内容に史実との違いがあるのか調べてみました!
いくつかの見どころもご紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。
イサンは実在実話orフィクション?
1月からレンタルで見てた「イサン」77話、とうとう最後まで見終わった。韓国ドラマ見たのはこれが4作品目だけど一番面白かった!イサンが造った水原華城に行きたくなった。次は「チャングムの誓い」でもレンタルしようかな。 pic.twitter.com/ukWNYQrSlT
— 777 (@7y7y7y7y7y7y) June 20, 2016
波乱万丈、紆余曲折の人生を送ったと言われる主人公の切ない愛をドラマに描いたこの作品は韓国のMBCで特別企画ドラマとして2007年に放送され、今もなお愛され続けています。
ストーリーや俳優陣の演技には確かなものがあり、70話を超える長編と大変見ごたえのある作品です。
説得力があり、実際に起こった史実をベースに制作されていると感じさせられます。
では、こちらについて事実はどのようになっているのでしょうか?
イサンは実在した王様!
#イサン
10年以上前の作品なんですね…
全72話中の、まだ20話だけど、なんせイソジンさんがステキだから完走できそうな予感😊
昔から、色白で優しそうな人が好きだから、イソジンさんタイプだぁ❤️#イ・ソジン pic.twitter.com/kmxu51dfeI— mimi(みみ) (@mfcnyj) February 13, 2021
正祖 イサン(李祘)
出没:1752~1800年。朝鮮22代目の王。在位:1777~1800年。
このドラマの主人公イサンは実在した王です。朝鮮21代目の王である英祖(1694~1776年)の孫で、父は莊獻世子(そうけんせいし)です。
1759年(英祖35年)に世孫(王位後継者の息子)になります。
後継ぎとして順調満帆かと思いきや、幼少期にショッキングな事件に見舞われます。
なんと、世子(王位後継者)である父が祖父の命令によって米びつの中に閉じ込められて亡くなってしまうのです!
ドラマもこの衝撃的なストーリーから始まりますよね。
その後、彼は、1776年3月にお祖父さん英祖が死に、王の英祖の遺言に従って即位をします。
父が子をあやめるなんて幼少期から心にトラウマが残りますよね。
一方で、1話目の驚きのストーリーから、視聴者は主人公イサンの人生に同情し、次は一体どんな展開があるのかとドラマに引き込まれると思います。
ソンヨンも史実上に実在した女官!
イサンって韓国ドラマすごく面白いし!ソンヨン可愛い! pic.twitter.com/ZyUtwbEYXK
— ばっさー@能年ちゃんファン (@bassa_jjj_06) December 27, 2013
生年月日:1753年 8月6日
没年月日:1786年 11月4日(旧暦9月14日)
ソンヨンはイサンに最も愛された女性でした。
イサンには何人もの側室がいました。ほとんど名家から選ばれて側室になった人でした。ソンヨンだけが宮女の中からイサンが直接選んだ人です。
ソンヨンも実在した人物のようですね。
また、ソンヨンとイサンの馴れ初めはなんだかとてもロマンチックなように思えます。
ソンヨンの名前と茶母として登場はフィクション!
清国大使の怒りで接待台無し😱と思いきや、ソンヨンの麒麟画のおかげでひとまず収まったかな😂世孫は茶母がソンヨンだと気づいてない😣ソンヨンの世孫を思う気持ち『屋根部屋のプリンス』思い出しちゃった😍💞 pic.twitter.com/z906cCoFUa
— よんちゃん◡̈💙💚 (@Guk_Syn) March 12, 2018
実際のソン・ソンヨン(成松淵)は、実は名前と位が違ったのです。
彼女の名前は、ウィビン・ソン(宜嬪成)と言います。
図画署の茶母ではなく、ドラマにも登場するファビン(和嬪)の寝殿にいた女官でした。
そうしますと、このドラマのストーリーには大胆なノンフィクションが織り込まれていることになりますね。
イサンのイ・ビョンフン監督は、メインキャストがそのスキルを生かして宮廷内の特定の部署で働く作品がいくつかあります。
同監督の人気作「チャングムの誓い」も同じですね。
そのためこちらの作品も、制作側の意図としてこの時代の美術やその職業を見せるための設定だったと言われています。
イサンの時代設定はドラマと史実でどう違う?
大人になったイサンとソンヨン!!
イサンを演じるイ・ソジンは韓国時代劇に旋風巻き起こした俳優さん!!
『階伯(ケベク) 』でも主演を演じたイ・ソジンさんは素敵なルックスと堂々とした雰囲気が、役柄にピッタリはまりますね!!#鹿島凌#韓国ドラマ pic.twitter.com/nAvIJvdF8N— 鹿島凌 (@Xdhav97btusRWMK) January 1, 2020
ストーリーの骨組みがとてもしっかりとしている「イサン」ですが時代設定は史実に忠実なのでしょうか?
そちらについても資料を元に調べてみました。
早速見ていきましょう!
モデルとなった時代は史実と同じ18世紀!
#イサン 全77話完走。
クットン観てからイサンという歴史上の人物に興味を持って観始めたけど、まさかこの2022年にMBCの長編時代劇を観ることになるとは思ってなかったなぁ😂 やはり偉大な人物だったのだと感じたし、これ観てから華城行ってたらまた違かったのかなぁとか…🥲 pic.twitter.com/4LIpu3yM6W— 보조개에 빠지고싶다 (@Boppa_58a) February 8, 2022
エピソードによって若干のずれがある箇所もあるようですが、時代設定は史実に忠実なようです。
イサンこと22代正祖(1752~1800)(在位1776~1800)の時代を舞台にしています。
分かり易いように、日本の時代で言えば江戸時代中後期、徳川将軍10代家治(将軍在位1760~1786)、11代家斉(在位1787~1837)の頃になります。
ドラマと史実の違いは?
全話視聴✨
1日1話せっせと見ておりました。77話…達成感!
トンイ→イサンと時代の流れに沿って視聴したけど、ここら辺の時代は張禧嬪やら思悼世子やら有名な方々いっぱいいるからほんと面白いわ。
歴史的事実としてサンが正祖になることはわかってるのに度々訪れる危機にドキドキだったよ。
#イサン pic.twitter.com/RrP7dqh5oY— じゅでー (@judylovek_d) August 28, 2020
実はイサンには架空の人物が登場していたようです。
それは、第49話に登場した老論(ノロン)の巨頭チャン・テウです。
実在の人物だったと信じてしまうほど作りこまれた人物ですので驚かれたのではないでしょうか?
では、チャン・テウのモデルとなった人は誰なのでしょうか?
「イサン」の公式サイトの奎章閣白書(キュジャンガク ペクソ)では老論の領袖・キム・ジョンス(金鍾秀) だと推定されています。
また別の意見では、老論の領袖で儒学の大家ソン・シヨル(宋時烈)が人物像のモデルとしては適していると考える視聴者もいるようです。
本作は脚本の完成度がなかなか高く、歴史的な事実をある程度知っていなければこういった点には気づくことはできないのではないかと思われますね!
イサンは実在実話orフィクション?まとめ
「イ・サン」終了。
王様ものの中でイ・ソジンさんの正祖が1番格好いいと思う。48歳手前で亡くなった正祖、終わり方も好きじゃ。
…明日からトンイですってよ。
トンイ→チャングム→イサン→トンイ😑
トンイ率、高くね⁈
また観るんだよね、オバちゃん😑
韓ドラ時代劇衣装の刺繍の数々、ホント綺麗😍 pic.twitter.com/eu2NksPEfC— Kahawa mbaya (@KahawaMbaya) February 16, 2022
この記事では「イサン」のお話が、実在実話(フィクションストーリー)なのか、ノンフィクションストーリーなのかについてご紹介しました。
いかがでしょうか、実は実在していなかった人物がいたことや、時代設定についてなど史実に基づいたドラマのようです。
実在実話(フィクションストーリー)とノンフィクションストーリーを織り交ぜた作品であることが分かりましたね!
この違いに気付かれた「イサン」の視聴者の皆様はこちらについてご存じでしたでしょうか?
時代設定や内容は一見史実と異なる話がが織り交ぜられている違いは分からないほど、自然なものでしたよね。
こうした背景を知った後にドラマを見るとより楽しめるかもしれませんね!