2020-08-27

「11時の1242」

『お名前と年齢を教えてください〜』

『ご家族は何人いますか〜』

始まった!
11時になるとダイヤルを「1242」に合わせるのが、最近の習慣です。
週の半分以上、手作りわっぱ弁当の配達に出かける私にとって密かな楽しみは、ニッポン放送「テレフォン人生相談」を聞くことです。 (毎回色んな方々が各々の悩みを専門家に相談するラジオ番組です)

どうやら今日のお悩み相談は、
「自分の子供が万引きをしてしまう」
という方が相談に来たみたいです。

この番組を聞いていると、この世の中には、たくさんの人がいて、それぞれの人生があって、色んな悩みがあるという事を認識できます。
「悩み」というのは夏になれば暑苦しく、冬になれば寒くて凍えてしまうということほど、「生きる」に伴う自然なことだと思うのです。でも1人で抱え込んでしまい辛い思いをしてしまう方も多いみたいです。

車の窓を開け外の風を浴びながら、ラジオに耳を傾けます。ラジオ終盤、相談者の方は大抵、荷が降りたような穏やかな口調になります。 普段お店で働いていると、たくさんのお客さんに太陽のように暖かいお話を聞かせてもらうことが多いです。

初めましての人同士が連絡先を交換していたり、「繋がり」が生まれる瞬間を見るとどこか静かに嬉しい気持ちが宿ります。

「アーセンで出会いお付き合いを始めた」というお客さんのご報告を受けた日は、それはそれは気分が上がりました。お店を開いてよかったって。 つまり何が言いたいのかと言うと、家族や仲間、恋人など繋がりは、単に楽しさを共有するためだけではないということです。

そういう家のような繋がりやご縁は、体が冷えきって凍えた時に温めてくれる、そんな重要な役割もあるはずです。 聞く人によってはごく当たり前なことかも知れませんが、人と人の間に「ディスタンス」を作らなければいけない今だからこそ、 より一層みんなが繋がれる空間を守らなければいけない、なんて配達中に思っていたことを綴ってみました。

今日も海沿いの風は気持ち良いです。

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